こんなお悩みにお答えします!
「投資信託の仕組みがイマイチよくわからない」
「投資信託の購入基準を知りたい!」
こんにちは!
あしもふです!
投資信託は、今ではすっかりお馴染みになった投資商品です。
しかし、もしかしたら投資信託に、未だに良いイメージを持っていない方もいるかと思います。
特にご年配の方に多いかもしれませんね。
確かに、昔の投資信託はかなり胡散臭い商品もありましたが、今では大分少なくなりました。
現代では、投資信託は資産形成の基本ですので、知っておくに越したことはありません。
また、投資信託の購入基準も投資初心者だとわからない人もいらっしゃるかもしれません。
今回は投資信託の基本的な特徴や購入基準について、解説します!
投資信託は一言で言うと「投資商品の詰め合わせセット」です。
リスクを抑えて分散投資をするのにオススメな投資商品になります。
インデックス型を毎月定額で積み立てるやり方が一番良いでしょう。
目次
投資信託とは代理で運用してくれる投資商品
投資信託とは、投資家から預かった資金を金融の専門家が代理で運用を行い、これを証券化したものです。
投資信託は投資商品の詰め合わせセット
一般的な株式投資だと、特定の企業の株式を買う事になると思います。
当然その企業が儲かれば株価も上がりますが、倒産すれば株式は紙くずになります。
それに対して、投資信託は特定の企業のみに投資するのではなく、複数の投資先に投資を行います。
たとえ投資先の企業が一社倒産しても、全ての企業が倒産するわけではないので、価格が大幅に下がる事はありません。
そのため、特定の投資先に集中して投資するより、価格の動きが穏やかになる傾向にあります。
皆さんも、ショッピングで何を買うか迷ったときに、とりあえず詰め合わせセットみたいなものを買いませんか?(笑)
投資信託も何を買えばよいか、迷って決められない方におススメの商品です。
投資対象は株式だけではない
投資信託の投資対象は株式だけではありません。
債権や不動産、金や銀の貴金属等様々な分野の投資信託が存在します。
ご自身の投資趣向に合わせた商品選びをする事が可能です。
証券化されているため、自由に売買が可能
証券化された形になっているので、評価額が設定されています。
この価格に基づき、いつでも自由に売買する事が出来ます。
ただし、ものによっては中途売却の際に手数料がとられる場合があるため注意が必要です。
ETFと投資信託の違いは?
投資信託と似た投資商品にETFがあります。
ETFと投資信託の違いは上場の有無です。
ETFとは「Exchange Traded Fund」の略称です。
日本語に翻訳すると、上場投資信託ですね。
ETFは上場しており、投資信託は非上場になります。
手数料はETFの方が、若干安い傾向にあります。
また、ETFは株式と同じく上場しているため、リアルタイムで価格が変動します。
一方投資信託は取り扱っている商品が金融機関ごとに違っている、基準価格が一日ごとに更新される等の差異があります。
細かな違いはありますが、投資信託もETFも似たような商品と考えても良いかと思います。
投資信託購入時のポイント
安定投資に向いている投資信託ですが、選び方を間違えると酷い事になります。
以下、購入する際のポイントを説明します。
投資信託はインデックス型とアクティブ型に分けられる
投資信託は主にインデックス型とアクティブ型に分かれます。
インデックス型は、投資対象を厳選する事無く、満遍なく投資するタイプです。
一方アクティブ型は、投資対象を厳選し、最も収益が出ると思われる投資対象に投資するタイプです。
こう聞くとぱっと見、アクティブ型の方が良さそうに見えます。
しかし、厳選するのは金融のプロです。
プロにお願いする以上、当然報酬を支払わなければなりません。
この報酬は投資家が支払うことになりますので、アクティブ型の投資信託は手数料が割高になる傾向にあります。
一方インデックス型は、そこまで厳しく投資対象を選ぶ事も無いので、手数料が安くなります。
投資初心者はインデックス型がおススメ!
一般的に投資信託はインデックス型の方がリターンが良いと言われています。
理由はアクティブ型の手数料の高さです。
収益は確かにアクティブ型の方が上回る場合もありますが、手数料を差し引くとインデックス型の方が有利なのです。
更にアクティブファンドの運用は複雑で、金融に詳しくない一般の方では、何をやっているのか把握する事は難しいでしょう。
投資初心者はインデックス型の投資信託から始める事をお勧めします。
投資信託は定額購入が可能
一般的に株式は100株、200株と言った単位株式数での購入になります。
また、株式は購入するとなると数十万円の、纏まった資金がどうしても必要になります。
一方投資信託は単位口数の買い方だけでなく、1万円、2万円と言った定額購入が可能になります。
安ければ100円から購入可能な投資信託もあります。
低額で始める事が出来る点も、投資信託のメリットですね。
毎月定額で積み立てるやり方がおススメ!
定額購入の利点は、少ない金額からで購入できるだけでなく、価格変動のリスクを抑えて積み立てを出来る点にあります。
例えば、価格が高騰したピーク時に購入すると、その後の値下がりした時に大きな損失が発生します。
しかし、購入時期を分散させると、価格の上下に関わらず一定数買い続けるため、値動きの変動を抑える事が出来ます。
おまけに、価格が高い時は買い控え、価格が安い時に買い増すという購入が自動的に出来るようになります。
本記事のまとめ
・投資信託は、様々な種類の投資商品を組み合わせた詰め合わせセット
・投資初心者はアクティブ型より、インデックス型がおススメ!
・定額で毎月積み立て投資を行うと、株価の高値掴みを防ぐことが出来る
昔は訳の分からない投資信託を金融機関が発行しすぎて、金融庁から大分お叱りをうけた時期もあります。
その印象を引きずってか、投資信託は漠然と危険というイメージをいまだに持っている方も多いかもしれません。
しかし最近は金融庁による指導も厳しくなり、比較的信用のできる安全な投資信託も増えてきました。
特に積み立てNISAで購入可能な投資信託は販売手数料が無料で、手数料も安く設定されているため比較的安全です。
何より、個別の企業の株式を購入するよりも、分散投資の方が値動きの変動を緩やかにすることが出来ます。
あまり大きなリスクを取りたくない方には、投資信託は非常におススメできる投資商品です。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました!