こんなお悩みにお答えします!
・「投資の判断のポイントがわからない」
・「何故儲かる銘柄情報は参考にならないのか知りたい」
こんにちは!
あしもふです!
皆さんはどのような基準で、投資判断をしていますか?
投資判断で大きな失敗をする人は、他人の言われたことを、何も考えずに信じ切ってしまった人に多い気がします。
このタイプの人は儲かる銘柄情報とか、すぐに飛びつきそうですね。
投資に必勝法はありません。
しかし必敗法は存在します。
それは自分の頭で考えずに投資する事です。
今回は投資判断を自分の頭で考える事の重要性について、私の考えを述べたいと思います!
投資で信用できる者は、この世で唯一自分だけです。
楽な道を選ぶことなく、儲ける仕組みを納得するまで理解する事が、投資で最も重要な事だと思います。
目次
貴方が儲ける事に、誰が興味を持っているのか?
他人を儲けさせる事に関しては、専門家は素人同然
投資判断をする際に、専門家の意見を聞きたがる人は多いかと思います。
彼らは専門知識を使って、自分達が儲ける事については一流の結果を出します。
しかし、他人を儲けさせる事については、大した成果が出せるわけではありません。
例えば、投資信託には偏りなく株式全体に投資する「インデックス型」と、利益の出る銘柄を選び抜いて投資する「アクティブ型」の二種類が存在します。
儲かる銘柄を選び抜くアクティブ型の投資信託には、当然金融専門家の仕事が必要になります。
プロが仕事をする以上、アクティブ型の方が利益が出て当然と思いますよね?
しかし、実際の運用成績を見てみるとインデックス型の方が高い傾向にあります。
何故アクティブ型の成績が悪いのでしょうか?
それは金融の専門家に支払う手数料が高いからです。
儲かる銘柄を選び抜く作業に対して、それだけ高い仕事をしているわけです。
そしてこの手数料を負担するのは投資信託の保有者になります。
手数料とは、利益に関係なく支払われる料金体系です。
つまり、投資信託の所有者が儲からなくても、報酬が入るようになっているのです。
彼らは金融の知識を使い、自分達にお金を引き込むことが得意でも、他人を儲けさせる事は得意では無いのです。
貴方を儲けさせる専門家は貴方自身!
そもそも、貴方は専門家に何を期待していますか?
当然自分自身を儲けさせる事を期待しているはずです。
金融知識に対する理解を期待しているわけではありませんよね?
とても厳しいことを言いますが、貴方を儲けさせたところで、他人は一円も儲かる事はありません。
投資の世界は完全な「ゼロサムゲーム」なのです。
貴方が儲かる事なんぞ、たとえ専門家と呼ばれる人であっても、どうでもよいと考えているのです。
貴方が儲かる事に最も興味を持っている人は、この世で貴方だけです。
知識を持っているかどうかは関係ありません。
金融の専門家に相談するだけなら特に問題無いかと思います。
彼らの知識や経験は参考にするべきです。
ただし、あくまでも相談だけにしてください。
その知識や経験を踏まえて、自分自身で考え、決断してください。
自分の置かれている経済状況や、自分自身の性格等も貴方が一番熟知しているはずです。
貴方自身を儲けさせる専門家は、貴方自身しかいないのです。
儲かる銘柄ではなく、仕組みが大事!
儲かる銘柄だけを知っても意味が無い
巷では、儲かる銘柄を紹介する本やブログをよく見かけます。
皆さんも儲かる銘柄を「ずばりこれだ!」という雰囲気で教えてもらった方が良いという方も多いかと思います。
考える必要もなく楽だし、なんとなく正しいという感じがしますね。
気持ちはわかりますが。そのような情報が出回っている時点で、まずは疑いにかかってください。
何故そのような情報を公開する必要があるのでしょうか?
儲かる銘柄なら情報を公開しない方が真似されずに済みますよね?
態々その情報を公開する必要は無いのです。
既に用済みの情報の可能性が十分に考えられます。
そのような情報が出回り始めた時点で、既に大衆に買われまくり、価格が割高になっているとは考えられませんか?
他人と同じことをする方が安心できそうだが…
他人が紹介する投資銘柄の情報の方が、何となく安心感があります。
皆と同じ行動を取る事で、特に日本人は安心感を感じやすい民族性を持ってますからね。
しかし何故みんながやっている投資が、上手くいくと言えるのでしょうか…?
個人投資家で利益を出せる人の割合は、決し多くはありません。
利益の出せない個人投資家の方が遥かに多いのです。
そう考えると、多数派の行動は損失を出す可能性が高いと考える事は出来ませんか…?
安心感を感じている要素が、実際の投資収益に結びついているわけではないのです。
儲けの仕組みに対する理解が一番大事
何よりも、儲かる銘柄の情報だけを知るようでは、何故儲かるのかその仕組みに対する理解が出来ないままになってしまいます。
買わなければならないのはまだ有名になっていない、無名の将来性のある投資案件です。
まだ誰も目を付けていない、割安で放置されている投資先を見つけるためには、情報が出回る前に投資案件を探し出す必要があります。
そのためには、自分の頭で考え、自力で投資案件を見つけ出す必要があるのです。
重要なのは儲かる銘柄の情報ではなく、何故儲かるのかその仕組みです。
これを理解すれば、次の投資も成功する可能性が高まります。
本記事のまとめ
・専門家は、他人を儲けさせるプロでは無い
・貴方を儲けさせる専門家は貴方自身
・個人投資家は損失を出す可能性が高いため、多数派の意見は参考にならない
・儲かる銘柄を知るよりも、儲かる仕組みに対する理解が重要
たまに株で大失敗した人のつぶやきを、ツイッターで見る事があります。
有名投資家や専門家の言う事ばかり追いかけ、自分の頭で考えていない人が本当に多いと感じています。
人は自分が儲ける事にしか興味を持っておりません。
この点をよく理解し、専門知識の有無より自分の力で考え抜く事こそが、投資で重要になってくると思います。
私はこのような考え方をもっているので、あまり当ブログでは儲かる銘柄を紹介するような記事を書くことはありません。
もしそのようなものをお求めでしたら、別のブログを見に行かれた方が良いかもしれません。
私も完璧な人間ではありません。
十分な調査の元、皆さんのお役に立てる様々な投資情報を発信するよう努めます。
しかし、私の発信する情報も、最後は皆さんの頭で考え、判断をして頂きますよう、よろしくお願いいたします。
自分の責任は自分でしか取る事は出来ません。
月並みになりますが、投資は自己責任で行ってください。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました!